「ぱしふぃっくびいなす」体験記

港の見える丘-「秋の日本一周」

2009年9月
愛知県在住 鈴木 義隆 様

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 出港地の神戸はもちろん湊町には背後に小高い丘があるところが多い。
今回クルーズで函館山はロープウェイを使わずに歩いていくことを予定していたが、他の寄港地で港の見える丘はあるのか、また自由時間内に登ることができるかは不明であった。

 1.錦江湾周航で開聞岳をゆっくりみて、ダストに覆われた桜島を経て翌朝牛深港に入港。
丘があるので午前に下見し、午後に実施した遠見山散策の二時間は楽しいものであった。
船内生活ではいろいろと工夫されたイベントがありその移動に歩くのがやはりそう歩数は伸びない。陸上ではしっかりした大地と地元の人々とのやりとりに新鮮味があり、貴重な情報も豊富である。入手情報の一部は次の通り。

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 2.七尾・能代と航海が続き函館に着く、天気はよく函館山もすっきりと見える。朝一番お朝食をとり午前中には船に戻る予定である。現役時代に出張で何度も訪れているのと区画整理された街は歩きやすい。登り口で本道が分からずウロウロした。丁度登りの地元女性(完全装備でよく歩きなれている感じ)が来たので案内をお願いする。

  • ●昔は密貿易船の寄港地であり「しけ」の時には避難港として利用された。
  • ●日本最初のベトナム難民船がたどり着いた(一部逃亡者が山に入った)
  • ●昔の狼煙台で薩摩-長崎間の実証実験を自衛隊が実施し目視されたとのこと
  • ●天草は天領の次期であり、イワシ漁で賑わい花街には40軒あった

船内にオープンした函館観光案内デスクから得た情報ではアプローチは数本あることが分かったが即席ガイドさんに任せてウォーキング開始。登り汐見・千畳敷・下り観音コースと短時間にベストのルートを歩くことが出来た。下った場所はぱしふぃっくびいなすが着岸している近くであり便利であった。途中千畳敷での休憩時頂いたスイカと名ガイドありがとう。

 オプショナルツアーもよいが、たまには限られた時間できままに舞いプランを実施出来るのも旅の楽しみである。

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