日本周辺のクルーズと海外クルーズがあります。
北海道、瀬戸内海、屋久島など日本の風景を楽しみながら、東北三大祭りや徳島阿波踊りを観光するツアーなども人気のクルーズ。八丈島や沖ノ鳥島で鯨やアホウドリを見るクルーズも船でなければ味わえない大自然です。
海外クルーズでいえば、世界の3大クルーズエリアであるアラスカ・カリブ海・地中海は毎年人気です。また最近ではオーストラリアやニュージーランド、東南アジアクルーズ、スエズ運河通航やドバイに寄港するクルーズなどがあります。太平洋西海岸やパナマ運河をめぐるクルーズも定番です。
日本発着のクルーズもありますが、飛行機で出港地に向かう「フライ&クルーズ」を利用するとクルーズ旅行の幅が広がりますよ。
冬には暖かい地方へ、夏には逆に涼しい地方へとクルーズを運航している船会社はベストシーズンの海域を選んでツアーコースを設定しています。一年中安定した気候の東南アジアやカリブ海などでは、いつも決まったクルーズ客船が決まったコースを周回しているなんていうこともあります。一般的に言えば、春・秋の地中海、夏のアラスカ、冬のカリブ海がクルーズ三大海域と言われています。やはりベストシーズンを選んでベストコースヘ行くのがお勧めです。
クルーズの旅行代金は、ツアーによって多少の違いがありますが、基本的には船賃に旅行期間中の食事代、さまざまな船内施設の利用料金、工ンターテイメントヘの参加費などが含まれています。アルコール代や寄港地でのオプショナルツアー、上陸後の個人的な消費に関わる費用は別途必要になりますが、これはクルーズ以外の他の旅行でも同じですね。一日あたりの費用計算をしてみてください。案外割安なことに納得がいくはず。しかも楽しんでいる間に移動できることが最大のメリットです。